『中華一番!』『真・中華一番!』レビュー
☆☆☆☆☆☆☆☆★★
星8/10
漫画[全17巻(真も含め)]
アニメ[全52話]
どうも、ブログの大改装を行って、プログラマーってすごいな、と改めて実感したうみつかです。
さて、グルメ漫画、と言ったら皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
私と同年代の中国の友人はたぶん『中華一番!』と答えると思います。
アニメ版『中華一番!』は中国の子供向けチャンネルでよく放送していて、夏休みに暇で、家でゴロゴロしながら見ていた記憶がある。
中国に住んでいたし、いつも中華料理(というか中国の家庭料理)を食べていたけど、本格的な中華料理の知識なんてこれっぽっちもなくって。私の中華料理の知識はこのアニメで培われたと言っても過言ではない。
というか、私の友人もこれで中華料理の知識を得た人も多いんじゃないかな?
日本のアニメで中華料理の知識をつける中国人って結構面白いよな。
ネットで見つけた画像なんだけど、なんでこんなに龍アホそうなのwwwww
あらすじ
四川省の少年、劉昴星が最高の料理人「特級厨師」になるために料理修行をしながら旅をする。
『真・中華一番!』の方では料理で中国を制覇しようと試みる「裏料理界(中国語では暗黒料理界と訳されていた)」を倒そうと励む劉、そして倒すために特別な厨具を手に入れようと頑張る物語。
アニメではどっちのエピソードも収録されている。
中国のサイトで探した画像。なんでこんなにパチモンくさくなれるのか。(テレビで放映されてた分はちゃんと版権もらってたはずだよ!)
ポイント
中華料理の知識をこの作品で学んだ、とは言ったものの、本気にしてはいけない。あくまでフィクションなのだから。
子供の頃はIQ3くらいの生物だったから全部鵜呑みにしてて、暗黒料理界なるものが本当に存在していると思い込み、外食するのが怖くなった経験がある。頭悪すぎかよ。
裏料理界っていうのが、めっちゃ人に厳しい修行を強いて、凄腕料理人にするっていうところで。なんか強化ギプスとかつけて料理の特訓をするっていう場所で(『巨人の星』かよ)。そこで皆んなすごい料理人になるんだけど、平気で食事に麻薬や毒を入れるっていう悪どい奴らなのだ!
ちなみに上の画像の三人組は裏料理界の人間なんだけど、一番右の人の腕、見た目はやばいけど、単なるミキサー、人を傷つけるためには使わない。こんなに兇器然としてるのに、使い方が女子力の高み。これでグリーンスムージーとかを作って欲しいみが強い。
グルメ漫画と言ったらリアクションも見どころの一つだが、この「なんかヤバい薬やってんのか?」っていう感じのリアクション大好き。
美味しすぎる物はヤバい。肝に銘じよう。
あと、女の子が適度にむちむちなのも個人的には推しポイント。それにムキムキ兄ちゃんなのも良いよね。グルメ漫画の登場人物には健康的な体型でいて欲しいよね。
今時っぽくない、ちょっとむさ苦しい漫画が好きな人はぜひ見て欲しい。
中国の実史には沿っていないけど、それでも十分に面白い漫画。作者は中華のこと好きなんだろうなぁ〜!って思いながら見ていた作品。
アニメはずっと中国語で見ていたから、日本語にぜんぜんなれなかった作品でもあるw
ちなみに、1999年で完結した作品ではあるが、去年ネットで連載が再開された。
ネットでは単行本と違い、料理に色がついてる!!!!!!美味しそう!!!!飯テロ!!!!!!!!
二週間に1話のペースで更新されているので、興味のある人ぜひ読んでみて!!!飯テロって幸せだよね!!!!!!深夜に読めよ!!!!!