はいじの感想ノート

語彙力少なめの雑多なレビューブログ

『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』レビュー

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

星10/10

f:id:umitsukahaiji:20180209085606j:plain

 

今日2018年2月9日は日テレの金曜ロードショーで『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』をやる。

せっかくなので、最初のレビューはこの作品にする。

名探偵コナンが好きなら一度はこの映画を耳にしたことがあるのではないだろうか?

劇場版コナンの一番有名な作品だと思われる。

 

有名なだけあって、ストーリーは確かに面白い。

すっごく面白い。

 

コナンと少年探偵団一行など、おなじみのメンツが「コクーン」と呼ばれるゲームの世界に入り込める機械の完成パーティに参加する。

しかし、パーティではゲームのプログラマが殺されてしまい、その解決の糸口がゲームにあると知らされたコナンはゲームに入り込む。

だが、ゲームは「ノアズアーク」と呼ばれる人工知能に支配され、ゲームクリアしなければ死んでしまう。と告げられる。果たしてコナンたちの運命やいかに!?

 

あらすじはwikiにもっと詳しく書いてあるから、よければどうぞ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/名探偵コナン_ベイカー街の亡霊

 

本作の脚本は小説家が書いているので、ストーリー的にも見ごたえのある物となっているし、推理部分も中々面白い。ご都合主義すぎる目立った推理の矛盾がない。見ていてとても気持ちの良い構成になっている。

さらに、コナン映画ではかなり異例な、非現実世界での出来事をメインに描かれている。

SAOと似ている設定で、当時からしたらかなり斬新な切り口のコナン映画だったと思う。

f:id:umitsukahaiji:20180209213538j:plain

アクションシーンもしっかりあり、コナン映画に欠かせない爆発シーンもあり、登場人物がみんなしっかり生かされている。とってもよくできたザ・劇場版コナン(状況がちょっと特殊だけど)、という感じだ。

 

個人的に推しポイントとしては、コナン映画としては異例な新一の父、工藤優作の活躍があることだ。優作ファンにはたまらない作りになっているし、優作のコナンに対する態度が体はコナンになってもやっぱり新一として男親として接する面がとても良い。二人とも多くは語らず、目だけで会話し、静かに去っていく姿がめっちゃかっこいい!!!ふぅー!!!

f:id:umitsukahaiji:20180209213630j:plain

毛利小五郎は普段、蘭に対して頼りないオヤジという感じだが、この映画ではきちんと父親をしていたのも個人的に高ポイント。

あと、諸星という少年がコナンたちと行動を共にするのだが、その諸星少年の声優さんが緒方恵美さまなのだ!!!緒方恵美さまの生意気少年?もう、なんか、コナン、ありがとうって感じ...

f:id:umitsukahaiji:20180209213927j:plain

あと、個人的にヒロキが性癖どストライクですね。天才幸薄美少年オーラがむんむんです。もし来世というものがあるならぜひ幸せになってもらいたい...

f:id:umitsukahaiji:20180209214005j:plain

あと、ジャック・ザ・リッパーもすっげぇ好き。どちゃくそ好み。エッロい。なんだよ、エロ杉晋作かよ...(画像はネタバレになるので載せない。ぜひ映画を見てみてくれ。)

 

コナンのキャラ設定をなんとなく知ってたら是非一度見てみてはいかがだろうか。

私は今日の金曜ロードショーめたくそ楽しみ。観るのもう何度目になるだろう?それでも楽しみなくらいには、この映画が好きだし、何度見ても楽しめる映画です。